中米の国ベリーズのこの国最大の都市はベリーズシティで、カリブ海に突き出た半島状の扇状地の上にあります。よって市内全体の海抜は低く、あちこちに水場やマングローブの林があります。そんな土地ですから雨が続くと市内のあちこちの道路や民家の敷地などが冠水してしまいます。快適に住むにはこの海抜の低さは何かと厄介ですが、反面自然は豊かで、街中でも多くの生き物たちが生息しています。今日の写真は自宅のバルコニーから撮った野鳥たちです。当時の自宅は市内中心部から車で15分ほどの住宅地にありました。1枚目は雨で自宅隣の広い敷地が冠水し、そこに現れたセイタカシギです。冠水したばかりの土地に果たして彼らの餌があるのでしょうか。
2枚目はセイタカシギの近くを歩くノーザンジャカナです。額に美しい黄色のカンムリのようなものがあります。このジャカナに似た鳥は日本にはいないようです。
3枚目はやはり隣の敷地に現れたシギの仲間です。イソシギによく似ていますが、くちばしが少し長いように見えます。餌は冠水すると出て来る昆虫でしょうか。
4枚目も隣敷地に来たチドリか、あるいはシギの仲間ですが、シギかもしれません。見分けが難しいですね。今日のこの写真以外にもたくさんの水鳥たちがここを訪れます。
カメラはSONY α57、レンズはSony DT 55-300 。1枚目の写真の撮影データは焦点距離300mm、35ミリ版換算450mm、ISO 400、F 5.6、1/1,600sでした。写真はクリックして大きく見ることができます。
