岐阜市郊外にある自宅周辺を、お天気の良い日は望遠レンズをつけたカメラを持って散歩するのですが、その道は川沿いに歩く小道が500mほどあり、それを過ぎると柿畑の農道になります。
川沿いの小道は両側に背の低い笹薮があり、所々に枝振りのいい高さ3mから8mほどの様々な雑木が川側にまばらに生えています。小道の川の反対側は一面の笹薮で、なぜか高い木はほとんど見当たりません。
先週末の大雪の前までの散歩で、この小道を歩いていて最も多く出会うのが、今日の写真の冬鳥であるカシラダカでした。彼らの体は保護色になっており、そのため藪の中などで探し出すのが非常に難しい鳥です。
散歩道を歩いているとカシラダカたちは、私が歩く7,8m先の道端から突然飛立ちますから、草木の実や種を食べている最中なのでしょう。これまでの経験から、その辺りにいるだろうと毎回注意して歩いていても、彼らをを事前に見つけることが出来ず、飛立ってはじめてその存在を知るのが常です。
今日の写真はカシラダカのメスですが、オスは顔の茶色い部分が黒色であることから、もう少し発見しやすくなります。
下の小さな写真はホオジロで、カシラダカと良く似ていますが、こちらは留鳥で一年中自宅周りで見ることが出来ます。
カメラはSony α77Ⅱに、レンズはSony 70-300 G SSM。大きな写真の撮影データは、焦点距離300mm、35ミリ版換算450mm、ISO400、F8.0、1/1,000sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。