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カメラと写真を楽しむ豊かな生活、そして鳥が大好き

日本 散歩道の雪景色

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 岐阜市近郊にある自宅は、周辺を低い山に囲まれた谷で中央には根尾川が流れており、その両側に農地や集落があります。
 地元の年寄りに話を聞くと、かつてこの辺りの農地は野菜畑以外は総て田んぼで、米を作っていたそうですが、日本でコメ余りが言われるようになって多くの田んぼが柿畑に変わりました。それでもまだ田んぼ残っていたのですが、今ではその多くが麦畑に変わっています。

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 麦畑は、人が田んぼに入って仕事する場面はなく、土起こしから肥料撒き、種まき、刈り取りまで総て農協の人が機械でやってしまいますから、人手がなくなった農家にはありがたい作物かもしれません。それに今は麦が人気みたいですから。
 私が小さい頃、麦飯と言えば刑務所のご飯のような粗末なイメージだったのですかが、今は健康志向で麦ごはんが食べられていますから、時代は変わったのですね。
 それはともかく、今日の写真は冬の朝の雪景色で、自宅周辺の散歩コースで撮ったものです。

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 1枚目は、根尾川をはさんだ向こう側の集落の景色で、眠っているような静けさが感じられます。このような景色を見ると小学生の時に習った冬景色の歌を思い出します。
 2枚目は自宅前の国道で、道の両側は杉林になっています。ここではいつもカケスの鳴き声が聞こえるのですが、なかなか姿を見ることができません。道路際の気温計は-2℃を指していますから路面は凍っているはずです。
 3枚目はこの国道沿いの林の中にいたカシラダカですが、こんな寒さの中で彼らはどうやって一夜を過ごすのでしょうか。人間なら凍死するような寒さですが。

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 使用機材のカメラはSony Cyber-shot RX10 Ⅳ 。大きな写真の撮影データは焦点距12.3mm、35ミリ版換算34mm、ISO 400、F 8.0、1/2,500sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。