中米の国ベリーズのこの国最大の都市であり、カリブ海に面するベリーズシティから西に真っすぐ進むと牧草地となり、更に行くとジャングルに変わります。そのジャングルが現れ始めたところに橋が架かっており、今日の写真はその橋のたもとの景色を背景にしています。道を挟んだ両側は1歩も踏み込めないほどに草木が密生していますし、その地面は雨期に水量が増し川が広がることから泥沼のような状態です。
橋から川を見ていると地元の人が小魚を捕まえるために、手に小麦粉のようなものを持ち、それを水中に入れると小魚が集まり更に手のひらの中に入ってきます。それを捕まえて大物釣りの餌にします。日本でこうして同じことをすれば小魚が集まってくるのでしょうか。多分そうならないでしょうね。自然の豊かさのスケールが違うような気がします。
古い橋げたの上に、背中が美しい青色で姿がかわいらしいマングローブスワローが10羽ほど群れていました。また同じ橋げたの下にはコウモリたちがぶら下がっていました。
橋のたもと近くの木には、この国で最も一般的なインコが木の実をつついていました。このほかにもこの橋からたくさんの鳥たちを見ることができますし、時には眼下の川をワニが泳ぐ姿も見ることができます。ここは本当に自然が豊かです。
使用機材のカメラはSony α77Ⅱ、レンズは Sony SONY 70-300mm F4.5-5.6 G SSM。1枚目の写真の撮影データは焦点距70mm、35ミリ版換算105mm、ISO400、F 9.0、1/640sでした。
