中米の国コスタリカの首都はサンホセですが、この街は18世紀半ばにカルタゴという街から遷都されたため、他の中南米諸国のようなスペイン統治時代の町並みはほとんど残っていません。だからと言ってこのサンホセに魅力がないかといえばそうではなく、ここに長く住んでみて初めて分かる様々な魅力に溢れています。その一つが今日の写真のMercado Central(メルカド セントラル:中央市場)などの庶民の生活の場です。ここは大きな体育館のような建物の中にいくつも小さな店がギュッと詰まっていて様々なものが売られています。もちろんレストラン(屋台のような気軽なもの)もありこの国の本当の庶民の料理が味わえます。1枚目は土産物売り場の前で、奥には肉屋が見えています。
市場にはも勿論いくつもの八百屋もあり、この国で採れる多くの野菜や果物が売られています。日本人の感覚からすればそれらの値段は安く気軽に買い物ができます。ただし野菜は重いことから持ち帰りのことを考えなければなりません。そうそう中にはいくつかのペット屋もあり小動物や小鳥も買うことができます。中央青果市場はこことは違う他の場所にありさらに多くの青果品があり、多種類のトロピカルフルーツが魅力です。
こちらは自宅から街の中心部の繁華街に行く途中にある街角の風景です。奥に見えるドームは公園の中央にあるステージで、ほぼ毎週末にコンサートなど何かのイベントが行われています。多分それは政府ではなく一般市民の方々の主催だと思うのですが、こういったところにコスタリカ国民の文化意識の高さを伺い知ることができます。
使用機材は Sony Cyber-shot P200。1枚目の写真の撮影データは焦点距離 9.2mm、35ミリ版換算 ? mm、 ISO 200、F 3.2、1/30sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。このカメラとても優秀でいつも鮮明な画像を提供してくれます。