日本　今シーズンのナターシャ

　2022年12月5日の今日、オオワシに会うために琵琶湖の湖北に来ました。オオワシは1羽だけが毎年湖北にある山本山を訪れ冬を過ごします。オオワシは世界でも最大を誇るワシで日本、朝鮮半島、中国、ロシアなど極東の狭い範囲にしか生息しません。湖北のこのオオワシはナターシャと名付けられていますが、彼女は世界で最も南に来るのだそうです。今日のナターシャはいつも通りの山本山の斜面の木に停まっていましたが、それが普段の止まり木より割と低い位置だったことから、これまでより近く感じました。そのためかナターシャの目がはっきりと見えます。世界の野鳥ファン垂涎のオオワシをこうして簡単にかつ間近に見られるのですから幸運です。

　オオワシの写真を撮るには山本山の斜面に近づく必要がありますが、その周辺の道路には駐車できません。よって車を湖北野鳥センターに停め、そこから歩くのですが大体20分ほどの距離です。2枚目の写真はその歩く道路沿いにあったパパイヤの畑で、どの木にも大きな実がたくさんなっていました。熱帯の植物が日本でもこうして育つのですね。驚きです。