写真紹介 on Line

カメラと写真を楽しむ豊かな生活、そして鳥が大好き

ベリーズ 背景は庭先の花

 中米の国ベリーズのこの国最大の都市であるベリーズシティから、車で北西に1時間ほどのところにクルックドツリー野生生物保護区があります。ここは世界の湿原を保護する目的で設立されたラムサール条約に加盟しており、貴重な自然が守られています。その保護区内に集落があり、ホテルやレストランがあるため、お昼などを取るときに時折利用しました。集落には大木や花がたくさんあり、またどうした訳か野鳥が多いのです。集落から外れると、その距離に反比例して野鳥の数が少なくなるような気がしました。今日の写真は野鳥が多く見られる集落内での撮影です。1枚目は民家の庭先にあった花を背景にしました。

 この時期は熱帯に咲く燃えるような赤い花の火炎樹、フランボイヤが花をつける季節で国中のあちこちで見られます。中でもこの集落には多いようで熱帯の濃い緑を派手に彩っていました。

 集落内で良く見られるの野鳥のうちの一つにバーミリアン フライキャッチャーがあります。この鳥は人にとても無警戒で道路脇の柵の、人の手が届くような所に巣を作り子育てをします。その様子をすぐ近くで撮影してもそれほど気にしません。日本では考えられない人と野鳥の距離感です。写真はおなかの赤色の面積が少ないメスです。
 使用機材のカメラはSony α55、レンズは Minolta AF100-300 Apo。1枚目の写真の撮影データは焦点距140mm、35ミリ版換算210mm、ISO800、F13.0、1/400sでした。また1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。