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コスタリカ サベグレ谷の野鳥たち その2

 今日は当ブログで先日2月12日に中米コスタリカのサベグレ谷にあるホテル敷地内で出会った野鳥たちをご紹介したのですが、その続きです。コスタリカは、国土は狭いのですがその地形的理由から世界的に見ても自然の多様性が豊かな国です。それは国土が東の大西洋、西の太平洋に挟まれ、標高3000mを超える国を南北に貫く山脈の中央の峰に立つと両方の大洋が同時に見えるといった具合です。この地形は複雑な気候をもたらし、それが原因となって多様な自然環境が生まれています。ですから多様な植物が育ち、それに伴って多様な生き物が育っており、よってこの国で見られる野鳥の種類は非常に多く野鳥観察の宝庫となっているのです。その一つが1枚目の写真のハチドリで他では見られないような非常に多くの種類が生息しています。

 2枚目は1枚目とは違った種類ですが体形的には似通った特徴を有しています。ハチドリに限ったことではないのですがこちらの野鳥は人に対する警戒心が低く、すぐ近くに寄って撮影することができます。ハチドリはその最たるもので2mほどに近づいても逃げようとしません。

 3枚目はホテルが設置する餌台に来たオリオールの仲間だと思います。オレンジ色が鮮やかな種類で、メスは全体的に黄色の体色です。日本にこんな美しい鳥がいたら人気者になりますが、こちらではそれほど目立った種類ではありません。

 4枚目の写真は名前が分かりませんがミツバチのように足に黄色の球を付けた、かわいらしい小鳥です。体色は黒いのですがこの黄色の球のおかげでとてもチャーミングな印象です。今日ご紹介した4種総ての鳥をベリーズで見ることはありませんでした。

 使用機材のカメラはSony α550、レンズは Sigma AF70-300 Apo。1枚目の写真の撮影データは焦点距280mm、35ミリ版換算420mm、ISO 800、F7.1、1/320sでした。また1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。