写真紹介 on Line

カメラと写真を楽しむ豊かな生活、そして鳥が大好き

シンガポール 初めてのヤイロチョウ

 今日の写真は、4月8日のこのブログに続いてシンガポールで出会った野鳥たちのご紹介です。この日はシンガポールに来て3度目のボタニックガーデン(世界遺産の国立植物園)への訪問でした。ちなみにこの植物園についてエクスペディアに次のように紹介されています。
 「東京ドームが13個分すっぽりおさまるほどの広大な敷地に、南国ならではの美しい植物があふれるボタニックガーデン(シンガポール植物園)は、昨年(2015年)シンガポールで初めて世界遺産に登録されたこともあり、観光客も多い人気スポットです。」( シンガポール初の世界遺産、ボタニックガーデンの楽しみ方ガイド - Expedia JP Stories )
 1枚目の写真は園内で見かけたヤイロチョウです。この公園でブッポウソウを見られたことを素晴らしい幸運と感謝したのですが、さらにこのヤイロチョウに出会えるとは本当に驚きでした。日本にもヤイロチョウ夏鳥としてやって来ますが、この鳥を見た人は少ないのではと思います。その鳥がすぐ目の前に現れたのです。そしてその姿をこのように完璧に捉えることができたのです。

 このヤイロチョウに出会ったのは園内の一部に造ってある密林の暗い場所で湿度が高いところでした。周りは空が樹木に覆われていることから暗く、撮影条件としてはよくありませんでした。このヤイロチョウと出会う少し前に台湾(後ほど知ったのですが)からの10人ほどの野鳥愛好家たちに出会いました。彼らは大きなレンズを付けたカメラをぶら下げ、園内の暗い地表辺りを目を凝らして探している様子でした。彼らはこのヤイロチョウを探していたようです。でも私がヤイロチョウを見かけたのはだいぶ離れた場所でした。その後彼らに見かけた場所を知らせましたが、どうやら見つけることはできなかったようでした。

 この写真は園内のジャングル部分のすぐ近くの場所で、見たこともないような大きな葉が茂ってていました。台湾からの人たちはこの近くの暗い森の下の地表に目を凝らしていました。私もしばらく彼らをまねて鳥を探しましたが何も見つけることはできませんでした。この時点で彼らの目標がヤイロチョウだとは知りませんでした。

 使用機材のカメラはSONY Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距離220mm、35ミリ版換算600mm、ISO3,200、F4.0、1/30sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。