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日本 美濃市の洲原神社

 今日の写真は岐阜県美濃市にある須原神社のご紹介です。美濃市はうだつの上がる町並みがある場所として有名で、江戸時代から続くその町並みは、今でも普通に使われていますが、きれいに保存されており多くの観光客が訪れます。その町はずれの長良川沿いに、奈良時代に建立された古い神社があります。初めて今回ここを訪れたのですが、敷地内に林立する大木にまず驚かされ、これだけでも長い歴史を感じます。1枚目は門前に並ぶ杉の大木ですが、ここに写っているのはほんの一部にすぎません。

 この神社はウィキペディアに次のように紹介されています。建物は多少傷んでいますがとても立派な神社で、伊勢神宮のような雰囲気を持っています。
「全国に四十九社ある洲原神社(または須原神社)の本山。正一位洲原白山ともいう。白山登頂に至るまでの美濃馬場からの前宮であり、長瀧白山神社・白山中居神社とともに白山信仰の対象である。豊作、厄除け、夫婦和合、子授けなどに利益(りやく)があるという。現在でも田畑に蒔く御砂や田畑札を受けに遠方より代参者が訪れお洲原さん、洲原大神様として親しまれている。」( 洲原神社 - Wikipedia )

 今回この神社を訪れた目的はブッポウソウが見られるかもしれないとの期待からです。ぞれというものここは「天然記念物洲原神社仏法僧繁殖地」に指定されているからです。この写真がその記念碑です。ワクワクしながらこの神社に着いたのですが駐車場には一台の車もなく、不思議に思いながらも社内に林立する大木を見上げました。しかしそれらしき気配はなく、門の横にかけられている巣箱にも営巣の感じはありません。社務所にいた人に尋ねたところ、なんとこの40年間ブッポウソウは来ていないとのことでした。期待は失望に変わりましたが、この神社を知ったことは収穫でした。それほどこの神社は立派です。
 カメラはSONY Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距離8.8mm、35ミリ版換算24mm、ISO400、F5.0、1/100sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。