中米の国ベリーズに住んでいた間の自宅は、この国最大の都市であるベリーーズシティ市街地中心部から車で15分ほどの住宅地にありました。ベリーズシティはカリブ海に突き出た扇状地であることから標高が低く、市街地でも多くの水場があります。そのおかげで市内至る所が野生生物が生息する自然が一杯の街となっています。今日の写真は週末の日課にしていた自宅近くの散歩で見かけた野鳥たちです。1枚目の場所は自宅近くの空き地ですが、雨期になるとこうして全体が水に覆われます。そこへ様々な水鳥たちが集まってきます。手前はコサギですが、その向こうに後ろ姿のセイタカシギが写っています。
2枚目は、上と同じ場所で見かけたノーザンジャカナで、この国では数がとても多く、あちこちで見かける最も一般的な水鳥です。足の指がとても長く、水草の上を歩くことができます。
3枚目はホワイトカラード シードイーターです。この鳥も数は多く、夕方には物悲しくなるようなとても哀愁のあるさえずりで鳴きます。
4枚目は夕方に自宅近くの上空を飛び過ぎるシロトキです。彼らはコロニーのある場所で集団で眠り、明け方に餌場に向かいます。そして夕方には集団でこうしてねぐらに帰るのです。彼らは編隊を組み、素晴らしいスピードで飛び過ぎるその美しい姿を見ることは夕方の楽しみでした。
カメラはSONY α55、レンズはMinolta AF100-300 Apo 。1枚目の写真の撮影データは焦点距離300mm、35ミリ版換算450mm、ISO 400、F 8.0、1/1,200sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。
