写真紹介 on Line

カメラと写真を楽しむ豊かな生活、そして鳥が大好き

日本 文殊山のカケスとウソ

 今日の写真は数年前の冬に、岐阜市近郊にある自宅近くの文殊の森公園で撮影したものです。カケスは冬になると人里に来ることからとても身近な鳥ではあるのですが、警戒心が強いようでなかなか撮影させてくれません。でもどんな鳥でも時にはそれを緩めてくれる瞬間があります。そんな時というのは、多分彼らが何かに夢中になっている場合なのでしょうね。野鳥撮影の醍醐味は警戒心の強い彼らをうまく撮れた時の喜びだと思いますから、その意味でカケスは良い被写体です。少し地味ですが美しい鳥でもありますし。

 この年はウソの当たり年で、文殊山では何日にも渡って彼らに出会うことができました。この写真は日本で普通に見られるウソですが、中には腹部まで赤いアカウソも混じっていました。混じっていたというよりアカウソの方が多かったのですが。

 冬に文殊山に登る楽しみの一つに遠くの、山頂に雪を頂く日本アルプスを眺めることです。写真の左は距離的に大分近い御嶽山で、右は中央アルプスの峰々です。この写真のようにスカッと見えると本当にうれしくなります。

 カメラはSONY Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距離220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 800、F 4.0、1/250sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。