日本　ヤドリギのヒレンジャク

　今日の写真は、岐阜市近郊にある自宅近くの根尾川で以前に撮影したものです。ここの河原堤防には大きな柳の木の並木があり、その木にびっしりとヤドリギが寄生しています。そのヤドリギが毎年実をたくさんつけることから、これを好物とするレンジャクが1月から4月にかけて毎年訪れます。ここで見られるのは、ほとんどがヒレンジャクで、稀にキレンジャクが混ざっている程度です。ここのレンジャクはタイミングさえ合えばほぼ確実に見られることから多くのカメラマンが集まり、最盛期には大型レンズを付けたカメラがずらりと並びます。レンジャクの写真は、きれいな鳥であることから当初、枝に停まっている姿でも撮れればそれで満足していたのですが、そのうちに欲が出てきて、飛んでいる場面や水を飲む姿を撮りたくなります。野鳥写真もやはり沼は深いですね。