昨日のこのブログ上で、土を掘り起こしている田畑の周辺に、多くのトビたちが集まっているというお話をしましたが、今日はその続きです。
トビたちは田畑を見下ろせる場所の中で、最も安全でかつ素早く餌に駆け付けられると思われる場所に集中して停まっています。それがここでは畑の角に立つ電柱です。
今日の写真はその電柱に停まるトビたちで、ちょうど一羽が、まさにその群れに加わろうと空から降りてきた場面です。
トビは人に最も近い猛禽で、我々はすっかり見慣れてしまっているのですが、さすが猛禽の仲間だけあって、その姿は他の鳥たちとは違う雰囲気があり、鳥類の食物連鎖の頂点に位置するだけの迫力があります。1枚目の写真の部分を切り取った2枚目の写真にそれが見て取れます。翼を広げたその姿がかっこいいですね、
ある場所では、人間が持っているハンバーグなどをかすめ取るトビがいるそうですが、人間の食べ物を奪うとはなかなかの度胸です。この点では、日本の最強の猛禽と言われるクマタカやイヌワシを凌いでいるのではないでしょうか。
使用機材のカメラはSony Cyber-shot RX10 Ⅳ 。大きな写真の撮影データは、焦点距離220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 400、F4.5、1/100sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。