今日の写真は2年前の1月1日に、岐阜市近郊にある自宅の周辺の散歩の際に出会ったアカゲラです。この地に住み始めた当初は身近なところにコゲラ以外のキツツキがいるとは思いもしなかったのですが、自宅周りの散歩を毎日始めるようになって、それまで見なかった様々な野鳥に気づくことができるようになりました。アカゲラもその一つで冬になるとほぼ毎回の散歩で見かけることができるようになったのです。
この日のアカゲラは柿の木の切り株に来ていました。この高さ1.5mほどの切り株の幹を一回りしながら入念に餌探しをしていました。この辺りは広い農地で、かつて総てが田んぼでしたが休耕田が始まった頃に多くの田んぼを柿畑に変えました。しかし今は後継者不足から柿栽培をあきらめ、その柿の木を切っています。これはその一つの切り株です。この日は凍てつく朝で切り株に霜が降りているのが分かります。
アカゲラは切り株の餌探しを終えた後近くの林に行きましたが、そこには何とアオゲラもいました。それがこの写真です。ただアオゲラは林の中から出てくることはなく、この程度の写真しか撮れませんでした。アカゲラ、アオゲラがこんなに身近にいるとは今更ながらに驚きでした。
使用機材のカメラはSONY Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距離220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 400、F 4.0、1/500sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。