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カメラと写真を楽しむ豊かな生活、そして鳥が大好き

コスタリカ 背景はサンホセの国家公園

 中米コスタリカの首都はサンホセですが、この都市には昔の建物が多く残っており、スクラップアンドビルドの激しい日本とは全く対極にあります。無論その違いには自然環境や経済状況という理由はありますが、サンホセの昔の建物を利用して使うという手法に共感を覚えます。日本では地震・火災等の防災対策、給排水電気設備の一新、新しい街づくり、豊かな経済力などが新たな建物を生み出す必要性になっています。そんなことを考えさせられるサンホセの街並みですが、今日の写真は市内でのもので、1枚目の背景は古い建物に囲まれた国家公園(パルケナショナル)です。公園の中心部には国の独立を象徴する銅像があり、周辺には国立図書館議員会館憲法裁判所などがあり、街中の公園でありながら熱帯植物が多く自然は豊かです。

 2枚目は市内道路の並木となっているポウイの花です。この木は4月ごろにピンクの花を一斉に咲かせることから、現地の日本人の間では中米の桜と言われ親しまれています。この木は中米やカリブ海の島々には広く分布しており、とてもポピュラーです。この花の蜜を求めて様々な野鳥が訪れますが、この写真にはオレンジ色の体色をしたボルチモアオリオールが写っています。

 3枚目は道路の植え込みや民家の庭に多く植えられているハイビスカスです。近頃は日本でも見られるようになりましたが、熱帯の太陽の下で見るこの花は一段と鮮やかな気がします。

 4枚目は近くの別の公園で見かけた三輪自動車です。日本にも昭和の昔こんなのが走っていましたが、もう全く見かけません。でもベリーズではまだ現役で頑張っています。

 カメラはCaoon EOS Kiss X2、 レンズはSigma 18-125mm F3.8-5.6 DC OS HSM。1枚目の写真の撮影データは焦点距離54mm、35ミリ版換算88mm、ISO 200、F7.1、1/125sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。