今日の写真は、2022－2023年のこの冬に出会った野鳥たちのご紹介です。この冬は例年に比べて自宅周辺の雪は少なかったように思いますが、冬鳥に出会う機会は非常に少なく、その原因が鳥インフルエンザの流行ではないかと心配していました。でも実際のところは分かりません。そんな寂しいこの冬でしたが、この辺りで初めて出会った鳥もいます。それが1枚目のイソヒヨドリです。イソヒヨドリはその名前の通りこれまで海岸地方でしか見られない種類と思っていたのですが、こうして自宅近くで見られたのは本当に驚きです。でもイソヒヨドリに出会ったのはこの一回きりでした。
2枚目は冬になると庭などでよく見かけるジョウビタキです。例年は自宅の庭でもよく見かけたのですが、今年は全く出会う機会がありませんでした。ジョウビタキはピラカンサスの実が大好物で、これがあると人がいてもすぐ近くまで来ます。今年もその鉢植えを庭に置いて待っていたのですが現れませんでした。
3枚目は2枚目と同じジョウビタキですがメスです。この個体は自宅庭で撮影しましたが、たぶん毎年ここを訪れる個体でしょう。自宅のピラカンサスは彼女がすべて食べました。メスのジョウビタキは見た目が凄くかわいらしいのですが、ルリビタキが現れるとものすごい勢いで追いかけまわします。彼女の意外な一面を見た思いです。
上記の鳥たちをに出会った午前中には自宅近くの文殊の森公園の文殊山に登りました。この日は薄く雪が積もった日でした。四季折々の美しい景色が楽しめる日本の四季はありがたいですね。こうして美し風景を見る度に、日本人の心情や文化はこの四季によって育てられた部分もあると思い当たります。
カメラはSONY Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距離220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 400、F 4.0、1/2,500sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。
