中米コスタリカの首都サンホセの東の郊外にパルケ・デル・エステがあります。この公園は複合施設で、中規模のプールや子供用のサッカーコートがあり、小さな子を持つ家庭が楽しめる施設と共に、キャンプ場、広い芝生広場、ジャングルの中の散策道、そして巨木が林立する森があります。今日の写真はその巨木の森で撮りました。この巨木たちは時期になるとオレンジ色の花をつけるポロの木でコスタリカには広く分布しています。この国で盛んなコーヒー栽培の農園で、適度な日陰を作る木として多く植えられています。この木は大きくなると直径が2mを越え、そして背も高く伸びます。1枚目の背景に写っている木はこの公園では細い部類になります。
2枚目は木の幹に着生するエアープラントです。ここでは木に着生していますが、セントルシアでは電線にも着生していました。彼らは土などから栄養を吸収するのではなく空気中の水分と光合成だけで育ちます。こちらではランのことをオルキディアといいます。このエアープラントは市街地の並木などにもよく見られます。
カメラはSONY α700、レンズはMinolta AF24-105 F3.5-4.5 。1枚目の写真の撮影データは焦点距離24mm、35ミリ版換算36mm、ISO 250、F 5.6、1/40sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。
