写真紹介 on Line

カメラと写真を楽しむ豊かな生活、そして鳥が大好き

セントルシア 背景はピジョンアイランド国立公園の丘

 カリブ海の島国セントルシアは、日本ではそれほど有名ではないのですが、欧米特にイギリスではあこがれの観光地となっています。その人気の要因は色々あると思うのですが、一つにはイギリス人の嗜好にこの国が合っているのだと思います。ここはかつてイギリスの植民地でしたから彼らの好みで開発されたことは想像に難くありません。島北部の別荘地にはイギリス庭園のある彼らが好みそうな家がいっぱい建っています。ここはイギリスからのリタイヤ組が多く住んでいます。さて今日の写真は島北部の観光の中心地であるロドニーベイの北の端に位置するピジョンアイランド国立公園で撮ったものです。1枚目の背景はゲートを入ってすぐに広がるこの芝生広場で、夏にはロックフェスティバルが開かれる会場となります。その向こうにはこの公園の最高峰である丘が見えています。

 このピジョンアイランドには、セントルシア島の領有権を得るためにイギリスとフランスが激しく戦った歴史が残されています。その戦いの際に当時のイギリス軍がこのピジョンアイランドにたくさんの軍事施設を作りました。それが今遺跡として残っているのです。この写真の建物はかつての食堂であったもので、現在博物館に改築されて利用されています。この写真を撮った日は素晴らしい好天で、ここに写っている通り空はどこまでも真っ青でした。

 カメラはSONY α100、レンズはSony DT18-200 。1枚目の写真の撮影データは焦点距離18mm、35ミリ版換算27mm、ISO 100、F 9.0、1/80sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。