岐阜市近郊にある自宅の周辺は濃尾平野から山間部に変わる入り口に当たり、地形が変化に富んでいることから多様な自然を見ることができます。その豊か自然の中で一年を通じて様々な野鳥と出会うことができます。今日の写真は自宅の周辺の全長2.5㎞の散歩コースで見かけた冬の鳥たちで、1枚目は紅色が美しいベニマシコのオスです。私は現在の場所に住み始めて30年になるのですが、つい5年前までこのベニマシコの存在を知りませんでした。一度見かけてからこの鳥を意識するようになり、そうしたら何度も見かけるようになりました。年によって数の増減はありますが毎年確実にここを訪れています。
2枚目はベニマシコのメスで、体色はオスに比べて地味で目立ちません。でも彼らは小さな群れでいることが多く、近くにはほぼ確実にオスがいます。彼らを見かけてから冬の散歩がより楽しみになりました。
この日は前日からの雪が残り、気温が零下の寒い朝でした。そんな寒さにも拘らず水鳥たちは水の中で泳いでいます。いったいどんな体をしているのかと不思議に思います。気温より水の中の方が温かいというなら、寒い夜を大気の中で過ごすベニマシコなどの小鳥はどうなっているのでしょうか。
カメラはSONY Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距離220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 400、F 4.0、1/800sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。
