今日の写真は先日1月29日に自宅近くの農耕地で撮ったものです。自宅の周辺は濃尾平野から山間部に切り変わる位置にあり、地形が多様で自然が豊かであることから一年を通じて様々な野鳥を見ることができます。今日の被写体であるノスリは秋から春にかけてよく見かけますが、夏の時期にはいなくなってしまいます。彼らは留鳥ですからそんなに遠くに行くことはないと思いますが、多分もっと高山か北の方に移動するのでしょうね。
冬が深まると、毎日の自宅周辺の散歩の際に毎回見るようになります。大抵は木の高い梢や電柱の天辺で、じっと辺りを見つめています。自宅周辺のノスリがホバリングする姿をこれまで見たことはありませんが、先日湖北のオオワシを見に行った際に、山本山の上で空中停止している様子を目撃しました。
この日は自宅近くの文殊の森公園に行った帰りに、国道ではなく農道を鳥を探しながら走っていた時に出会いました。見つけた時はこうして低い木の上で辺りをうかがっていたのですが、私が近づくと飛び立ち、上空で3回ほど旋回してくれました。トビはすっかり見慣れましたが猛禽が飛ぶ姿は美しいですね。
カメラはSONY Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距離220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 100、F 4.0、1/1,000sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。
