中米の国ベリーズの、この国最大の都市であるベリーズシティから西に車で30分ほどの所に今日の写真の舞台となっている湿地のあるジャングルがあります。ベリーズは国土全体に標高が低いことから内陸に入ってもあちこちに湿地があるのです。この湿地が多くの野生動物の生息を促しているのでしょう。ベリーズは本当に野性味あふれる自然豊かな国なのです。1枚目は湿地に架かる橋の上です。左の背後には古い橋の橋脚が見えています。また橋の下では現地の人たちが釣りをしていました。ここには人を襲うほどに大きく成長するワニもいますのでそれなりの注意は必要です。
2枚目は橋の上から見た湿地の一部です。雨が続くとこの湖の水位が上がります。橋の上から周辺をよく観察するとサギの仲間、タカ類、カワセミなどを見つけることができます。運が良ければ水面にワニを見ることもできます。
撮影時期は4月ですが、この頃には遠くから見ると日本の桜に似た花、ポウイがあちこちで満開を迎えます。この花はたくさんの蜜を持っていますから、それを目当てにいく種類もの鳥たちが集まります。
4枚目は橋の上にいた我々の頭上を通過する水鳥ですが、アジサシの仲間でしょうか。ここをよくヘラサギが通過します。
カメラはSONY α77MⅡ、レンズはSony 70-300 Apo 。1枚目の写真の撮影データは焦点距離70mm、35ミリ版換算105mm、ISO 400、F 9.0、1/500sでした。写真はクリックして大きく見ることができます。
