写真紹介 on Line

カメラと写真を楽しむ豊かな生活、そして鳥が大好き

セントルシア 背景は火炎樹とロドニー湾

 カリブ海の島国セントルシアは、日本の琵琶湖ほどの大きさですが、欧米ではバカンスの渡航先として有名で、11月から5月にかけてのハイシーズンには多くの観光客が押し寄せます。その魅力は何といってもカリブ海という魅惑的な名前、美しい海、島中央部のジャングル、世界遺産のピトン山、比較的良好な治安などなど、観光に最適な島であることです。それにローカルな雰囲気を残す素朴なカリブの人々の暮らしを見られるのも好材料かもしれません。今日の写真の舞台となっているのはこの国一番の観光スポットであるロドニーベイの北端に位置するピジョンアイランド国立公園です。1枚目の写真の背景は火炎樹とその後ろに広がるロドニー湾です。赤い花と青い海のコントラストが美しいのですが、これは南国の島ならではの風景だと思います。

 火炎樹、現地名フランボイヤは熱帯に咲く花で、ここセントルシアでは4月から8月にかけて長い期間開花を島のあちこちで見ることができます。花びらが散ると地面は真っ赤なじゅうたんを敷いたようになり、これがまた美しいのです。

 ピジョンアイランド国立公園にはたくさんの火炎樹が植えられており、或いは自生しているのか、毎年この時期になると赤く島を彩ります。緑の樹木とのコントラストも美しいですね。
 カメラはSONY α100、レンズはMinolta AF28-105 。1枚目の写真の撮影データは焦点距離55mm、35ミリ版換算82mm、ISO 100、F 9.0、1/250sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。